六花咲きて巡り来る 幕間 ─ 曲夢 ─
それは不思議な感覚だった。 そこにいるのに、そこにいない。澄んだ水面や、蝉時雨の降る木陰や、見知らぬ軒下、初めて見る部屋の片隅。ふと気が付いたら、そういったところに佇んでいるようで、けれど手足の感覚がない。そもそも、「自分の姿」というものが...
六花咲きて巡り来る
六花咲きて巡り来る
六花咲きて巡り来る
六花咲きて巡り来る
六花咲きて巡り来る