夜明けまで 後日談 夜明けまで (六)
白い、白い中にいる。 ぼんやりと漂うように、夜光はその白さに身をゆだねる。まるで、心地良い湯にでもつかっているようだ。重く疲弊した手脚に、瞼に、穏やかな暖かさがじんわりと沁み込んでくる。 ……心地良いはずなのに、どうしてか、哀しい。忘れては...
夜明けまで 後日談
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