『メビウスの蛇』



殺すと、決めた。

完結済/架空世界/シリアス/ダーク/サディスト×強気受け/皇子×暗殺者/青年/王侯貴族/主従/愛憎/偏愛/屈折/倒錯/無理矢理/

自分から幸せの一切を奪った皇子フィロネルに復讐を誓い、皇宮へと忍び込んだ少年ユアン。
しかしフィロネルは、復讐者の瞳に滾る炎の美しさに魅了され、我が物とするべく捕らえて組み伏せた。
フィロネルの示した「交換条件」に従い、その命を奪うべく刃と復讐心を研ぎ続けながら、ユアンは皇子に側近として仕えることを承諾する。
殺す者と殺される者、皇子と側近という歪な関係の中で、日毎憎しみと渇望が交錯する。やがてそれは、異なる正義、葛藤と愛憎の迷宮へと少年を誘い、次第にその眼に映る世界を変えてゆく。
殺すしかない相手。──そのはずだった。

※合意ではない暴力的な性描写を含みます。

 

メビウスの蛇

【約184,500文字、読了時間約369分】完結 長編

一章 紅の相克 (1)
一章 紅の相克 (2)
一章 紅の相克 (3)
一章 紅の相克 (4)
一章 紅の相克 (5)
二章 氷滴 (1)
二章 氷滴 (2)
二章 氷滴 (3)
二章 氷滴 (4)
二章 氷滴 (5)
二章 氷滴 (6)
三章 赤い涙 (1)
三章 赤い涙 (2)
三章 赤い涙 (3)
三章 赤い涙 (4)
三章 赤い涙 (5)
四章 神の死 (1)
四章 神の死 (2)
四章 神の死 (3)
四章 神の死 (4)
四章 神の死 (5)
五章 星の流れる先 (1)
五章 星の流れる先 (2)
五章 星の流れる先 (3)
五章 星の流れる先 (4)
五章 星の流れる先 (5) -完結-
「メビウスの蛇」あとがき

 

後日談 エレクシオン

【約30,500文字、読了時間約61分】完結 中編

「メビウスの蛇」本編以後、二人が帰国した後のお話。R18は1話目のみ。いくつかのエピソードを連ねたような内容になっており、後半はわりとシリアスです。

エレクシオン (1)
エレクシオン (2)
エレクシオン (3)
エレクシオン (4) -完結-

 

後日談 secret garden

【約9,200文字、読了時間約18分】完結 短編

本編完結後から一年後くらい。ただ二人がいちゃこらしているだけのお話です。

secret garden